ご挨拶と沿革 – 久保井総合法律事務所

ご挨拶と沿革

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ご挨拶

久保井 一匡
私は昭和37年に弁護士登録をしましたが、今日まで誠実と信頼をモットーに弁護士業務を行って参りました。
その間、個人、中小企業、大企業、その他多くの皆様からご依頼を受け、民事、家事(離婚・遺産分割)、商事、会社、金融取引、不動産、公害環境問題、製造物責任、成年後見などを中心に法律業務を行って参りました。
近年政府を先頭に21世紀の日本社会の基盤整備の一員として司法制度の充実・強化が取組まれていますが、私は、平成10年度には大阪弁護士会会長、平成12・13年度には日本弁護士連合会会長として司法制度改革の仕事に従事いたしました。
わが国社会は、今後ますます高齢化、複雑化、多様化していくことは必至であり、これに伴う法的紛争の増加は避けられません。
当事務所はこれまでの様々の経験とノウハウを生かし、今後も研修を重ね、皆様方の法的ニーズに対応できるよう精一杯努力とサービスに心がけたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
久保井総合法律事務所
弁護士
久保井 一匡
今村 峰夫
 久保井総合法律事務所の代表パートナーを久保井聡明とともに務めます今村峰夫です。
 私たちの事務所は、創立者である久保井一匡が開設した個人事務所を時代の要請にあわせて共同化・総合化させた事務所です。
 私は昭和62年4月に久保井法律事務所に入所しました。入所して驚いたのは、ボスの①事情聴取能力の高さと②作成される書面の構成・表現の巧みさでした。その事情聴取は、企業の事件であれ、家族の問題であれ、事案の背後関係まで及び、紛争の本質はこれだというものを掴み取るまで続けられました。「鳥の目、虫の目」という言葉がありますが、大局的な鳥の目の指示のもと、重要な箇所はズームアップした虫の目での聴き取りでした。そうした事情聴取の結果、事案把握が出来ているので、ボスが作成する書面は分りやすく、各項目の表題の付け方も紛争の本質を捉えており、裁判所や相手方を十分説得出来る内容になっていました。このようなボスの特質は、事案が複雑であればあるほど輝いていました。それが依頼者の皆様の満足につながり、現在まで私たちの事務所を支えて頂いているのだと実感しています。
 弁護士を取り巻く環境は大きく変わり、私たちの事務所も時代とともに変化してきました。それでも、ボスから学んだ「熱心な事情聴取を通じて紛争の本質を把握する」ことの大切さには変わりがありません。いや、複雑化して混迷している今の時代の方が重要度は増しているといえます。私は、ボスから学んだことの大切さを事務所の後輩弁護士に伝え、それを事務所全体の特質に拡げ、さらには事務所の伝統にまで高めていきたい、と願っています。今後も、そのために努力してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。
代表パートナー
弁護士 今村峰夫
久保井聡明
 久保井総合法律事務所の代表パートナーを今村峰夫とともに務めます久保井聡明です。事務所を代表して、私たちの事務所の特色についてご紹介させて頂きます。
 私たちの事務所の特色は、一言で言えば、「多様性」ということと考えています。私たちの事務所は、上場企業や中小企業という事業者の皆様からだけではなく、離婚や遺言・相続、刑事事件など個人の依頼者の皆様まで、「多様な」ご相談や事件の依頼を受任しています。そして、所属する弁護士も、民事、家事、商事関係はもちろんのこと、国際的業務、知的財産業務、民事介入暴力対策業務、環境問題、税務問題など、様々な事件処理や弁護士会での委員会活動を経験している「多様」なメンバーが揃っています。「多様な」事件を受任するなかで得た教科書には書かれていないノウハウを、毎月2回行っている弁護士全員参加の事件相談会で共有し、各弁護士のスキルを磨いています。さらに、困難な事件については、事件相談会で担当弁護士が報告を行い、「多様な」経験を持つ弁護士が共同討議して、多角的な観点から、より良い事件解決の方法を探求するようにしています。
 大学時代の教養課程のある授業の際に、教授が言っておられた言葉でとても印象に残っている言葉があります。
「君たちはこれから、それぞれの専門分野に分かれて研究を進めていくと思う。地面に深く穴を掘っていくためには、どのようにしなければならないか。直径の小さな円で深く穴を掘るのは非常に難しい。深く穴を掘るためには、直径の大きな円でなければならない。研究も同じようなところがある。様々な分野に興味を持って、直径の大きな円を作ってはじめて深い研究ができると思う。」
 専門分野の研究と法律事務所での事件処理は分野こそ異なりますが、私は同じようなことが言える、と考えています。「多様な」事件を経験した「多様な」弁護士であるからこそ、依頼者の皆様に最良の法的サービスをご提供できると信じています。是非とも、私たちの事務所をご活用下さいますよう、よろしくお願いします。
代表パートナー
弁護士 久保井聡明

沿革

当事務所は、久保井一匡弁護士が昭和51年10月久保井法律事務所を開設し、平成12年に同事務所に在籍していた今村峰夫弁護士、久保井聡明弁護士がパートナーとして参加して共同法律事務所に改組しました。

その後、平成20年1月には上田純弁護士が、同28年1月には松本智子弁護士が、令和6年1月には中村和寛弁護士が、それぞれパートナーとして参加し、現在に至っています。

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